ところは埼玉県鴻巣市。かねてから食べてみたかった川幅うどんを食べに行ってきました。川幅うどんとは麺の幅がとても長いのが特長で、市内を流れる荒川の川幅が日本一長いことにちなんで一昔前から有名に。普段の荒川の川幅は数メートル程度ですが、数年に一度川が増水した時に一気に川幅が広くなることからうどんの他にも川幅にちなんでいろいろなものが町おこしに一役買っているとのこと。今回はそんな川幅うどんをレポート。
久良一さんへ
ネットで調べると鴻巣市内には沢山の川幅うどんを提供しているお店があることが判明。その中でも口コミランキング上位に顔をのぞかせる「久良一」さんに行ってきました。お昼時ということもあって、店の外にも沢山のお客さんが並んでいて、車を駐車するにも一苦労でした。
そしておよそ待つこと20分。ようやく店内に入ることができました。
ユニークな店内
店内は入り口正面にカウンター席、奥にむかってお座敷とテーブル席が並んでいました。
壁にはこの店を訪れた有名人のサインがところ狭しと並んでいて、川幅うどんの提灯やTシャツ(販売用)、そして和の雰囲気からは想像もつかない エレキギターが掲げられていました。
名物川幅うどんのメニューはとってもシンプル。冷製の川幅うどん、川幅みそ煮込みうどん、そして川幅白だしうどんの3種類。私は看板メニューのみそ煮込みうどん、妻は川幅白だしうどんをそれぞれ注文。そしていよいよ初めての川幅うどんが目の前にその姿を現しました。
モチモチ食感の川幅うどんに舌鼓
さっそくグツグツ煮だった幅の広いうどんをはしですくって、一口食べてみたところ、とてもモチモチとした食感で麺にみそがよくからまり、とても美味しかったです。うどんはすすって食べるのが普通ですが、麺が幅広のためすすることができず、麺を少しづつ噛んで食べるちょっと変わったスタイルでした。妻が食べた白だしうどんは蛤の出汁がとてもよく出ていて、これもとても美味しかったです。
うどんの量が半端なく多く、何とか一人分を食べきることができました。
鴻巣は中山道の宿場町としてその昔から栄え、街道沿いにはひな人形を製作している店も所々に見られました。皆さんも近くに来ることがあれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。